日本史の参考書紹介①
オススメポイント①
日本史の具体的な参考書、ルート、勉強法を紹介していきます。最初に出てくるのは日大の入門です。教材は2冊あって、セットの教材です。教材名は「教科書よりやさしい日本史」、「教科書よりやさしい日本史ノート」で、これらは本当に教科書より優しいです。どのように優しいかというとイラストが多く、基本見開きページでテーマが整理されており、ノートの方も対応している形になっています。覚えるべき日本史の内容が最低限の内容としてまとまっており、最初の出来事整理という意味で使いやすいでしょう。ただしこれだけで入試を乗り切るのは辛いかもしれません。
オススメポイント②
紹介している教材は「実況中継」の石川先生の教材で、ちゃんとレベルをおさえてくれている非常に良い教材です。なので例えば日本史をやりたいけれども学校ではちょっとうまくいかなかったという人や、全くやっていないから受験で日本史をやるのが不安だなという人はこの教材からやっていくといいでしょう。これだけをやるのならば大体1か月半ぐらいあれば一通り終わると思うので、まずはそれを目標にやるのがいいのではないでしょうか。ここで日本史は大体こういうことをやるんだということを掴むといいでしょう。
日本史の参考書紹介②
上記で紹介した参考書はかなり読みやすいです。そのためこのレベルに関しては正直なところやらなくても、次からいきなり入ったとしても割といけるでしょう。なのでどちらかというと日本史の日大入門をやるというケースはやってみて大変だったら、すなわち日大の標準をやってみて、それがきつかったら下げるという感じで選ぶといいのではないでしょうか。そこで日大標準でやる教材ですが、まず講義系の参考書と問題集がそれぞれ最初に出てきます。講義系が「金谷の日本史なぜと流れがわかる本」、問題集が「スピートマスター日本史問題集」です。
日大標準参考書の使い方
日本史は細かいので、最低限の基礎で収まっている教材を最初に使うことが大事です。つまり出来るだけ早く終わる教材をガンガン回すということを最初はやった方がいいということです。プラス用語だけを丸暗記して1問1答のような覚え方をしても意味はないので、知識の整理という意味でしっかり講義系の参考書を使っていくことが重要です。使い方としてダメなのは覚えようとすることです。
「金谷の日本史」で経緯などをちゃんと知ってやっていき、用語そのものは「スピマス」に載ってる用語を全部覚えるというやり方でやっていきます。「スピートマスター」を覚えることが基礎の時点では非常に重要で、このレベルの用語さえ頭に入っていればセンターレベルであればほとんど戦えるので、まずはこれを頭に叩き込んでいくというものです。
やはり日本史で苦戦する人はここの暗記がちゃんとやれていないという人が非常に多いです。通史を終わらせることにすごい時間がかかるイメージがあるので、途中でいつも挫折してしまいます。例えば平安や江戸などで止まってしまうという例があります。この教材については一気に1か月くらいで全範囲できると思われるので、走りきって1周してしまいましょう。これが終わったら復習をやりつつ、センターの過去問に入っていきます。